
- Group駆動班
- Date2025.04.13
駆動はカッコイイ!!
こんにちは!駆動班の2年です。ソロモンです。進級して先輩になりました。
駆動班はパイロットがペダルを漕いだ力をプロペラに伝えるための機構を作ります。駆動を知るうえで大切なものを4つ紹介します。

1.下ギアボックス
パイロットがペダルを漕ぐ位置とプロペラが回る位置では高さが異なるため,回転を上に伝えなければなりません。そのためこの下ギアボックスで回転の方向を変えて,上に伝わるようにします。去年・一昨年の下ギアボックスはこんな感じです。

2.上ギアボックス
下ギアボックスから伝わる回転がヘリコプターのような上向きの回転をしているので,その回転を90度変換して前向きのプロペラが回る向きに変えます。これもギアが2つ直角にかみ合っているシンプルな形をしています
3.ドライブシャフト・プロペラシャフト
下ギアボックスから上ギアボックスにそして,上ギアボックスからプロペラまで回転を伝えるための棒です。チェーンではなくこのシャフトを使う理由は軽くて,効率が良くて,整備性がいいからです。あとシャフトのほうがなんかかっこいいです。
4.駆動輪
TBTではチェーンと駆動輪が繋がっていて,ほんとの自転車のようにパイロットが漕いだら回ります。 なんのためにあるかというと,発進の際に二人乗りで重く前に進む力が足りないため,プラットフォーム上の10mという距離で加速するためについています。TFでも浮上速度まで加速するためにも駆動輪は欠かせません。ほとんどのチームは駆動輪がないです,うちは二人乗りだからです!
去年までの機体では二人のパイロットはチェーンで繋がれていて,息を合わせてペダルを漕がなければいけなく少しでも漕ぐ速さがずれると効率が落ちてしまいます。そこで今年は下ギアボックスの機構を全く別のものに変えてこの問題を解決しました!詳しくは第二回駆動班活動日誌で書こうと思います。ぜひ読んでね!