
- Groupパイロット班
- Date2025.09.22
パイロットの日本縦断 準備編
こんにちは。2年前部Pのぼすとんです。
この夏休みに前部・後部パイロット2人でロードバイクで日本縦断の旅に出ました。これから、その縦断の記録を1日ごとにまとめていこうと思います。これは自分の記録として残すためでもありますが、これから縦断に挑戦してみたい方や、単純に「面白そう」と興味を持ってくださる方にも読んでいただければ嬉しいです。よろしくお願いします。
なぜ縦断をすることにしたのか
自分は高校生の頃から「日本一周」や「日本縦断」をして全国を巡ってみたいと思っていました。ただ、その時は具体的な交通手段までは考えていませんでした。
高校3年生になりロードバイクに乗る機会が増えると、YouTubeで自転車旅や日本一周に挑戦している人の動画を見るようになり、「ロードバイクで日本を巡る」という目標がだんだんと現実味を帯びてきました。
さらに、高校3年の終わりに校長先生との面談があり、進路や大学生活について話したとき、「大学生になったら挑戦したいことはあるか?」と聞かれました。そのとき自分は「鳥人間のパイロットになりたい」「自転車で日本を巡りたい」と答えました。いつしかそれは自分の夢となっていったのです。
大学に入り、鳥人間のパイロットにもなり、資金も貯まったことで、大学1年の2月頃から少しずつ縦断計画を立て始めました。
当初は1人で行くつもりでしたが、「2人で挑めば成長できるし、絆も深まるはず」と思い、後輩パイロットの三輪を誘いました。すると「行きたいです!」と快く応えてくれ、急遽2人で縦断に挑戦することになったのです。
日本縦断の準備
縦断をするにあたって・ルート ・宿泊場所 ・日程 ・持ち物をしっかり考える必要がありました。
・ルート
ルートを決める上で
・南下するか 北上するか
・スタート地点とゴール地点をどこにするか
・日本海側を通るか 太平洋側を通るか
といった点でかなり悩みました。
最終的に南下ルートを選んだのは、秋に近づいたときに西日本に入れ、気温的に比較的に楽に走れるのではないかと考えたからです。(風向き的には北上が有利かとも思いましたが、過去のデータを見ると「ほぼ運任せ」だと感じました。)
スタート地点は、茨城県からフェリーで自転車を簡単に運べるということで、北海道の苫小牧に決定。本当は本土最北端の宗谷岬から始めたかったのですが、移動の大変さを考えて断念しました。
ゴール地点は本土最南端の鹿児島県の佐多岬としました。
また、せっかくの機会なので自分がほとんど訪れたことのない日本海側を通ることにして、大方のルートを固めました。
・日程と宿泊場所
日程は、予定の都合もあり 8月29日~9月20日 の約3週間で走り切らなければなりませんでした。3日に1度は休息日を入れつつゴールを目指すためには、1日あたりおよそ150km走る必要があります。正直かなり不安でした。というのも、自分は3日以上連続で100kmを走ったことがなく、三輪に至っては2日連続100kmすら経験がなく、ロードバイクも手に入れたばかりの初心者だったからです。
宿泊に関してはゲストハウスやAirbnbの宿を中心に宿泊することにし、ルート上にある宿を事前に調べ上げ、宿泊する前日にその都度予約することにしました。(ビジネスホテルより融通が利きやすいと思い、ゲストハウスなどを選択しました。実際にロードバイクの保管場所など特別に対応してくださることが多かったので助かりました。)
・持ち物
荷物はあさひサイクルの7Lサドルバックとmontbellのサイクールバック20という20Lリュックにまとめました。
自分が実際に持って行ったものは以下の通りです。
・サイクルジャージ上下1着
・下着含め普段着2着
・サンダル ビンディングシューズ
・薄めのタオル2つ タオル1つ
・コンタクトレンズ サングラス 眼鏡
・常備薬 amino VITAL GOLD マルチビタミン 塩分チャージ
・洗濯キット 小分けの洗剤
・工具 空気入れ パンク修理キット 輪行袋 鍵
・ケーブル類
・洗面用具 汗拭きシート
できるだけ身軽な状態で行きたかったので最低限ではありましたが、特に困ることはありませんでした。
洋服類を圧縮袋に入れたことによって、かさばることを阻止することができたので必需品だと思います。
逆に持っていかなくても良かったと思うものは、洗濯キットとスポーツタオルでした。
洗濯キットは1度使用しましたが脱水できなくて、乾かなかったので役に立ちませんでした。タオルは、ほとんどの宿に置かれていましたし、銭湯ではレンタルできるので不必要でした。薄いタオルで十分かなと思います。

そして、せっかく縦断するならアピールしたいということで、広報の1年生が日本縦断中と書いたプレートを作ってもらいました。さらに、話しかけてくださった方に渡せるように名刺も作ってもらいました。



こうして、日本縦断に挑むための準備を整えることができました。
次の活動日誌では、DAY0 スタート地点である苫小牧までについて書かせていただきますので是非そちらも読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。