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✈マイコンとバルサでラジコン飛行機づくり✈

こんにちは!26代後部パイロットぼすとんです。

日々のトレーニングに励んでいますが、「パワーだけじゃ飛べない!」ということで、操縦の技術も磨かないといけません。今年の鳥コンには出場できませんでしたが、その分来年の鳥コンに向けて操縦技術をしっかりと高めていこうと思い始めました。

そこで、飛行機の仕組みや動きをもっと理解しつつ、操縦の練習もできる方法を考えた結果…

バルサ材を使って模型飛行機を作ってみよう!」という流れになりました。

素人で何もわかない状態から製作し始めましたので、暖かく見守って下さい…             写真も撮ったり撮らなかったり、後撮りしたりしています。わかりにくい部分もあると思いますので、お許しください。

模型飛行機づくりの簡単なステップ

  1. 設計図を用意
  2. 設計図を印刷してバルサ材に貼り付け、切り出す。
  3. 部品を組み立てて接着
  4. 滑空試験!
  5. エレベーター・ラダーの仕組みを製作
  6. 電装部品やプロペラを取り付ける
  7. 重心を見ながら翼の位置を最終調整
  8. 飛行試験!

模型飛行機製作の細かい工程の紹介

① 設計図を用意

今回の設計図は、フェアリングの次期設計担当が大まかな部分を作ってくれていたため、私はサイズの圧縮やER(エレベータ・ラダー)の変更などの微調整を行いました。設計にはAutoCADを使用しています。

② 設計図を印刷して、バルサ材に貼り付け・切り抜き

本来であれば、レーザーカッターを使えば短時間で正確に切り出せるのですが、「せっかくなら手作業でやってみよう!」ということで、全て手で切り出すことにしました。

とくに大変だったのは、翼のリブを削って形を整える作業です。やすりがけは地道ですが、形が整形された時の達成感は気持ちよかったです。

③ 部品を組み立てて接着

今後電装部品などを組み込む必要があるため、すべてを完全に接着してしまうのではなく、必要に応じて組み立てられるように調整しつつ進めました。
中でも自分のイチオシ部分は、翼と機体先端(ノーズ)の部分です。

翼のリブには桁を通す穴を開け、桁を通す。 
リブの形に合わせてバルサ材を湾曲させながら接着し、滑らかな翼の形状を再現。
最後に、重なった部分をやすりで整えることで、とてもきれいな翼が完成しました!

この作業を2回繰り返して、左右の翼が完成。2回目の製作では、作業に慣れたこともあり、より精度よく、効率的に進めることができました。

ノーズ部分についても、あらかじめ組み上がっていた胴体の形に合わせて、バルサ材を変形・接着・やすりの流れで行いました

 

④滑空試験!

作った翼や機体性能が悪くないか確認するために、一度紙飛行機のように投げて飛ばしてみることにしました。機体内部には積み込む電装と同じくらいの重りを積み込み、重心取りをして翼の位置を決め、いざフライト!

 滑空試験では見事きれいなフライトをしてくれました。2回の浮上もみられ、翼の性能も良くできていることが分かりました!

⑤ERの仕組みの製作。

続いては、飛行制御に欠かせないエレベーターとラダーの操作機構を組み込みます。

今回は、釣り糸を使ってサーボモーターと各舵面(ER)を連結。
サーボが動くことで片方の糸が引っ張られ、もう片方が緩み、ERが動く仕組みです。

↓機体破損後に撮影した写真になります。すいません。あと分かりずらいかもしれないです。

ここで苦労したのが、糸の張り具合と長さの調整。2本の糸がピンと張り、なおかつ左右の長さが完全に揃っていないと、動作にズレが出てしまいます。
繊細な作業にかなり神経を使いましたが、何とか取り付け完了です!

⑥電装部品やプロペラを取り付ける

さあ制作も大詰め、最後に電装部品を機体の中に詰め込む作業です。                          ↓これらが機体に取り付けるものになっています。

ちなみに、、プログラムは電装班員につくっていただきました。                    なるべく重さの左右差が少なくなるような配置をしました。そしてプロペラも接着しました。

ここでER・プロペラの動作確認!

エレベーターは問題なく動きましたが、ラダーは左側に動かすと止まってしまうという異常が見られましたので修正しました。

⑦重心を見ながら翼の位置を決め、最終調整
ほぼ完成に近づいてきました!最後に重心位置を決め、別々で製作した左翼と右翼をくっつけて 1つの翼にします。 今回は補強の足りない部分はマステで固定しました。

肝心の完成写真をしっかり撮影していなかったので…遠くからの写真になりますが…こちらになります。

 ⚠注意⚠
モーターを積んでいる場合、機体重量を
100g以下にしないとで飛ばすことが
できません!!

多少誤差はあると思いますが、自分が製作した機体は64.6gでした~                              やはりバルサは軽い!!

いざ操縦!! ですが…エレベーターを必要以上に動かしてしまい、墜落して機体とともに私の期待も壊れました…

第一回 模型飛行機製作を振り返って

成功だったのか失敗だったのか…でも、確実に言えるのは、多くのことを学び、成長できたということです。少しの設計、製作、調整、操縦までの工程に取り組み、自分の手で一機の飛行機を形にできたことはとてもいい経験になりました。                                現在はTFなどで忙しい日々が続いているため、模型飛行機製作はいったんお休み。
でも、今回の経験を活かして、夏休みにはさらにレベルアップした機体を製作するつもりです!

追加で、、

今回の模型飛行機の製作・操縦だけでなく、実際にグライダーに乗って操縦の練習も行っています!

グライダーに乗ることで風の影響や機体の動き方といったリアルな飛行感を体で覚えられるのも大きなメリットです。もちろん、グライダーは一人で操縦するわけではなく、昔からTBTがお世話になっている方のサポートのもとで安全に訓練しています。空を飛ぶ感覚を養い、鳥コン当日冷静に操縦できるようにしたいです!

空を飛ぶという目標に向かって、様々な面から少しずつ近づいていきます!

長々と書いてしまい申し訳ありませんが、最後まで見ていただきありがとうございます。