活動日誌の写真

バルサコアセミカーボンモノコックプロペラ

今日のレシピ
“旬のバルサ”をふんだんに使用した バルサコアセミカーボンモノコックプロペラ

みなさんこんにちは。本日も3ヶ月クッキングの時間がやってきました。本日は旬のバルサ材を用いたカーボンプロペラを作っていこうと思います。お料理が苦手な方でも失敗しない調理法となっているので、ぜひ挑戦してみて下さい!

材料 (1機分目安)
開繊カーボンクロス 0.5m2
バルサ材 1mm厚/0.25m2
CFRPパイプ 内径15mm/600mm
カーボンロービング 適量
石膏 適量
エポキシ樹脂 適量
エポキシパテ 適量
一液エポキシ接着剤(デナタイト) 適量
ロックポリパテ 適量

つくりかた

1.3Dプリンターで型を出力し、その中に石膏を詰める。
2.型の表面にロックポリパテを盛り、滑らかになるまでやする
3.製作した型に、カーボンクロスとバルサ材を積層する
4.真空引きをし、硬化させる
5.型から脱型をし、背側にカーボンパイプを通したウェブ材をデナタイト接着する
6.背側と腹側をデナタイト接着する
7.エポキシパテを用いて表面処理をする
8.塗装をして完成!

あとがき

遅くなりました。次期プロペラ設計のさいたまです。庶務として4月頭から新入生を迎え入れてきましたが、たった1ヶ月で70人ほどの入部者が集まりました。TBTは他チームとくらべて人数が多く、23年度の鳥コンの取材では、とある芸人の方に「大阪桐蔭じゃない」と言われているほどです。これほど多くの新入生に興味を持っていただき、次期設計者として非常に嬉しく思います。

プロペラ班についてですが、2枚のブレードがすでに完成しており、現在は表面を滑らかにする工程に移っています。新歓twitterにて宣伝しているとおり、回転試験にて実際に製作したプロペラを飛行時回転数で動作させることにも成功しています。表面処理と塗装の残り2工程で最終的な完成となるので、綺麗に塗装されたプロペラの姿をぜひお楽しみにしていてください。私自身もすごく楽しみです。

さて、この先はどうでもいい余談ですが、最近バルサコアがバルサミコにしか見えない呪いにかかっています。バルサコアのサンドイッチ構造なので、これはもう食べ物にしか見えないですよね。ということで今回はレシピ風に活動日誌を書いてみました。この記事を書いて思っていたのですが、バルサの旬っていつなんだろう?そもそも木に旬という概念があるのか知りませんが、そこはご愛嬌です。こんな適当な記事を書いて言うもの変ですが、読んだだけじゃ作り方がよくわからないレシピはあまり好きではありません。いつも途中で、やられた!と思います。適量って何なんでしょうか。普段からあまり料理をしない人間からするとまずそこで戸惑います。でも料理動画とかってついつい見ちゃいますよね!深夜になればなるほどオススメに出てくる私のyoutubeアカウントは罪深いです…

かなり長々と書いてしまいましたが、つまらない読み物として読んでいただければ幸いです。新年度になり機体の完成度も高まってきています。6月~7月にかけて公式twitterや新歓twitterの方で機体を実際に飛ばす様子をお伝えすることができると思うので、ぜひそちらで2人乗り人力飛行機のロマンを感じていただけたらと思います。