
- Group操舵班
- Date2025.05.26
第1回操舵藩 原理編
こんばんは!操舵藩2年のソロモンです。この春1年生が大量に入部してくれてニコニコです。操舵に興味あると言ってくれた子が8人もいて感激です。(´;ω;`) さて前回の続きとして,原理について書いていこうと思います。もし前回のを読んでいなかったり忘れていたら,第0回 操舵藩 基礎知識編 | 操舵班 | Team Birdman Trialこちらを読んでからこの記事を読んでくれると嬉しいです。
人力飛行機では,機体の上下の操縦をエレベーター(昇降舵),左右の操縦をラダー(方向舵)で行います。このエレベーターとラダーの角度を変えることで操縦するのです。図で説明するとこんな感じです。

尾翼の角度(向い角)が変わることで揚力が発生して,その力で機体の向きを変えます。尾翼の後縁(尾翼のとんがってるほう)が動いた方向に機体も傾くと考えると分かりやすいです。
ではどうやってワイヤーで尾翼の角度を変えるのでしょうか。尾翼についているホーンと呼ばれるもの(動画の木っぽいやつ)にピンでワイヤーが結ばれたプレートを固定することでワイヤーが前後に動いて尾翼の角度が変わる仕組みになっています。
尾翼がついている大きいパイプ,TBTではテールビーム(TB)と呼んでいますが,それについている白いプーリーをワイヤーが返ることからリターンプーリーといいます。リターンプーリーによってワイヤーは手元の操縦桿まで戻っていきます。
次回は操舵の手元側のところと設計について少し書けたらいいなと思っています。ぜひ読んでね~