- Group電装班
- Date2026.02.27
100g以上のラジコンorドローンをDID(人口密集地)で飛ばすまで
こんにちは。電装設計のカーボンです。
鳥人間パイロットの操縦練習として、100g以上のラダー機を買ったはいいものの、法律が多すぎて何をしたら飛ばせるのか、どこで飛ばせるのか分からない!!!という状況になった私。

↑購入したラジコン機(ラダー機)
このままだと部費で購入したラジコン代数万をドブに捨てることになるので、責任を取って、チマチマ勉強し、ようやく機体を飛ばせる状態になったので、その備忘録をここに記します。
機体登録とか、保険、飛行許可は、数年で切れてしまうので、その際に後輩にこの記事を読んでもらえればという引継ぎも兼ねてます。
なお、この記事にミスがあったことにより、何らかの損失を被ったとしても、責任は取り兼ねますので予めご了承ください。
全体の流れ
「100g以上のラジコンorドローンをDID(人口密集地)で飛ばすまで」の流れは、主に以下の4ステップです。
- 機体登録をする
- リモートIDの設定をする
- DIPS2で飛行許可を得る
- 保険に入る
各ステップの「概要」を説明します。
機体登録をする
まず、この「機体登録」を国土交通省のシステム(DIPS2)からすることで、「特定条件下」において、屋外で100g以上のラジコン機・ドローンを飛ばせるようになります(屋内で飛ばす場合は必要ありません)。
https://www.ossportal.dips.mlit.go.jp/portal/top

で、特定条件下というのが、
- 機体に30m以内の頑丈な紐をつけて、地上と固定して飛ばす場合(係留飛行の場合)
- リモートID特定区域(認定されたラジコン飛行場など)の場合
- 以前から(2022年6月20日より前から)機体登録をしている場合
で、今回のケースを考えると、まず、屋外で30m以上の距離飛ばすし、大学で飛ばしたいし、今から機体登録するしで、この機体登録だけではダメです。
リモートIDの設定をする
機体登録をすると、機体の登録記号が発行されます。屋外で100g以上の機体を飛行させる場合、この登録記号を下記写真の通り機体に記入すると同時に、リモートIDという装置に書き込んで、それを機体に搭載し、飛行中は常に所有者情報や登録記号などを無線で周囲に発信する必要があります。
https://m.media-amazon.com/images/I/A1bjREtRfmL.pdf
↑購入したリモートid
これを行うことで、人口密集地ではなく、かつ、近くに建物がない公共のスペースでは、登録した機体を自由に飛ばせるようになります(但し、夜間飛行や目視外飛行は禁止)。
しかし、今回我々は、DID(人口密集地)で飛ばしたいのです!!!
というのも、大学のグラウンドで飛ばそうと、DIDマップを見てみたところ、まさかの大学のグラウンドが「ギリギリ」人口密集地に指定されていました。

DIPS2で飛行許可を得る
DID(人口密集地)で飛ばすために、国土交通省のDIPS2というシステムから、飛行申請を行います。これが結構面倒で、
- 飛行目的
- 飛行させる機体の情報
- 操縦者の情報
- 飛行させる場所
- 飛行させる期間
などを細かく書く必要があります。そして、申請してから数日で(最大2週間程度らしい)、飛行許可がおりました!!!(実は2回くらい申請内容の不備を指摘され、再提出になってます)

これで、申請した場所(大学のグラウンド)で、100g以上の機体を飛ばせるようになりました!
大学の学生課にも、飛行許可もろもろの書類を提出し、「ラジコンを飛ばしてもいいよ」と言ってもらえました。これであとは飛ばすのみですが、、、
保険に入る
現状、もしラジコンを、周りの車や人にぶつけた場合、全額自腹で罪を償う必要があります。。。
そこで、念のため、操縦する人全員が、日本ラジコン電波安全協会による、保険付きのラジコン操縦士登録を行いました!
https://rck.or.jp/operator/op_hb_insurance.html
氏名や生年月日などを、郵便局の払い込み書に記入し、指定口座へ振り込みます。すると、二週間くらいでラジコン操縦士の登録証が自宅に届きます!(保険は受理日翌日から適用されるようです)

これで、万が一事故を起こし他人に損害を与えてしまった場合にも、1億円を限度に保険が効きます。
まとめ
というわけで今回は、DID(人口密集地)で100g以上のラジコン or ドローンを飛ばすまでの全体の流れを書きました。次回以降、詳しい登録方法や、実際にどのような書類を提出したのか書いていきます。
お楽しみにー。