- Group広報
- Date2025.12.27
TBTの部室をご紹介 その3
前回に引き続き、TBTの部室を紹介します。今回は、部室の備品に焦点を当てます!
サムネに写っているのは、設計者たち愛用の高性能パソコンのモニタです。どうやら今は、blenderマスターのフェア設計が、書類用?に、S-320 Elementが琵琶湖で飛ぶ姿を、CGで再現している最中みたいです。

普段ほかにも、フレームや構造設計が解析で使っていたり、フェア設計や電装設計が遺伝的アルゴリズムで最適化をするのに使っていたりします。

続いて、パソコンの隣にあるこれらは、3Dプリンターです!
各班でのテストピースの作成や、治具の作成、そして、プロペラの型の作成に利用しています。
右は、今年新たに導入された、Bambu LabのA1です。このプリンター、樹脂のゴミを床に捨てる機能がついているのですが、放置しておくとそのまま床が樹脂だらけになってしまうので、

こんな感じの滑り台を作って、机の中央の穴に溜まるようにしました。
(しかし、ふざけて滑り台の滑る距離を長くした結果、勾配が小さく最後まで滑り切らないという事態になっています。)


続いて棚を見ていきます。以前紹介した展示スペースの周辺には、こんな感じで、電装用の部品や備品が多数置かれています。
もともと、部室の各所にバラバラになっていたものを、ケースを購入し、ラベル付けし、分類しました。

一番大変だったのが、こちらの抵抗です。抵抗値がバラバラなものが混ざった状態の塊が部室から複数見つかり、班員や後輩が、抵抗のカラーを見ながらものすごい時間をかけて分類してくれました。
頭が上がらないです、、、

こちらは部室入って右側の棚です。
宅配物置き場や、部員が気分転換に使うスポーツ用品、テープやのりなどの消耗品、工具、掃除用品などのほか、冷蔵庫や電子レンジなどの生活家電(部費・活動費では購入していません)も完備しています。
また、下のほうに置かれている半透明なBOXたちは、TF用の荷物BOXです。
TBTでは、TFで大学に荷物を忘れた!といったことがないよう、事前に必要な荷物をこういったBOXにまとめ、1週間、3日、前日に、揃っているかをチェックしています。そして、最終チェックの際には封をして、誰も中身を持ち出せない状態にして、BOXごとTFに持っていきます。

こちらは、電装班員用のロッカーです。(ほぼ)一人一人自分のロッカーがあり、製作中の電装機器や、各々必要な部品を入れています。以前は、各班のロッカーとして、書類や製作ノートを置くのに使われていましたが、近年はデジタル化に伴いほとんど使われなくなっていたので、リニューアルしました。

ロッカーの上に置かれてるのは、(見ての通り)GASです。TFは徹夜で行うので、真っ暗な中作業をするために、発電機や投光器が必要です。
これらのGASは、発電のための燃料として使われています。
メーカーはもちろんIwataniさんです(笑)。いつも鳥人間コンテストの開催に尽力してくださり、誠にありがとうございます!!!今後ともよろしくお願いいたします!!!
というわけで、今回の部室紹介を終わります。次回、ラストです。天井に設置されている、巨大コックピットについて、その制作秘話(といっても大した話もないですが)を書こうと思います。
お楽しみに!