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ハルジオンが咲く頃って名曲ですよね。byプロペラ設計

※ プロペラについてのお話です ※

はじめまして。
Team Birdman Trial 18代プロペラ設計の堺です。

ブログタイトルにも書いてありますが“ハルジオンが咲く頃”いい曲ですよね。
特に「ハルジオンが雨に打たれて」の部分メチャメチャ好きです。これだけでは白ごはん三杯は行けますね。
何なんでしょう、特に生田絵梨花さんの歌声は流石と言うべきかとても心地良いですね。
“ハルジオンが咲く頃”でセンターをつとめていた深川麻衣さん、とても綺麗な方ですね。深川さんのような姉が欲しい人生だったと思いますね。
……………………

何言ってんだこいつ!!と思ったあなた、僕も思っています。
プロペラ設計について書こうと思っていたのについ別のことを書いてしまいました。
そろそろ本題に入ろうと思います。

先ずは設計諸元からいきましょう。(ざっくりと)

要求推力:46[N]
設計推力:55[N]
進行速度:7.7[m/s]
回転数:166.8[rpm]
回転半径:1.72[m]
根元回転半径:0.12[m]
パワー:480[W]
ブレード枚数:2翅
翼型:DAE51、GEMINI(根元付近のみ)

二人乗りなのでこんなもんですね。円板荷重、進行率は他チームさんと比べてどうなんでしょうか?
設計法はJAXAの原田さんが提唱された“低レイノルズ数プロペラの設計法”で行ってます。
特筆すべきところは無いですね。
(設計時点で渦法の理解が出来ていなかったので……ごめんなさい)
ただ設計する際に先端だけは気を使いましたね。
どう気を使ったかと言うと先端部の取付角を全て同じにして解析をしたことです。
なぜそんなことをしたのか?と思われている方もいると思うので説明をすると、TBTのプロペラ先端部はスタイロフォームを削り出し、FRP積層をして製作していて、この削り出し時にねじりが無くなるだろうと予想したからです。
実際去年先端部製作を担当していた2人に話を聞いたらねじりを残しての製作は無理だと言っていたので、設計段階からねじりを無くしました。

で、そんなプロペラを解析して出力した迎角のグラフがこれです。

実線はケイデンスが定常84[rpm]時の迎角で点線が115[rpm]時での迎角になります。どちらも進行速度は7.7[m/s]で解析してます。

見ての通り今年の設計では最大翼弦長付近から失速角を超え始めるので、先端の迎角にそこまでシビアになる必要は無さそうですが、実際どうなんでしょう。詳しい方が居れば話を聞いてみたいところですね。
ただ、自分は迎角の管理についてはシビアであるべきだと思うのでこのようにしました。

今年のプロペラについて書くようなことはこれといって他にはなさそうなのでこれくらいにしておきます。

あ、ちなみに僕は乃木坂では若様こと若月佑美さん推しなので鳥コンには割り箸を100膳ほど持っていこうかと思います。使い道ないですけど……………

以上です。最後まで読んで頂きありがとうございました。