- 2025.12.01
- イベント
TBT総会を開催しました
最近、ぐっと冷えてきましたが皆さんいかがお過ごしですか。
さて、Team Birdman Trial では、11/23(日)に、TBT総会を開催しました。総会には、普段お世話になっている企業の方や、OB・OGの方々などたくさんの方にご来場頂きました。
今年は、たくさんの仲間と繋がりを重視したことや新しい試みを行なった1年となりました。
総会では、まず初めに普段お世話になっているOB・OGの方々や、企業様に代表から御礼を述べました。また、TBTの顧問である君島教授からのご挨拶を代読させていただきました。

S-320代表 野口
その後、今年の機体の機体名とコンセプトを発表しました。機体名は、「Element」で、コンセプト名は「紡」です。機体名には「一つの要素では成立しない。すべてのパーツが合わさってこそ意味を持つ」というが込められています。

次にS-310の設計者の方から昨年の機体についての発表を行いました。改めて、機体についての過去の先輩たちの想いや技術力の高さなどを知ることができました。先輩方の発表を聞いて、昨年の先輩たちが残した成果がなかなか大きく、正直、プレッシャーも感じましたが、同時に、それを超えてさらにより良い機体を作ろうという気持ちも強く芽生えました。

その後、S-320の設計者から今年の機体についての設計方針についての発表を行いました。昨年度の機体との大きな変更点は、ワイヤーリンケージが研究不足により無くなったことです。ワイヤーリンケージは、来年度に向けてさらに研究を加速させ、来年度の機体に採用されることを目指します。

今年の機体の特徴は、昨年度の機体よりも大幅に軽量化させることができることと、たくさんTFを行う事で、機体の研究を加速させることができる事です。このようにTFをたくさん行うことで今年は、鳥人間コンテストに出場することを目指します。

最後に、TBTの初代の運営に携わったOBの勝部様より貴重なお話を頂きました。最初は、教授が自主的に行なっていたゼミが前身で、その後、鳥人間コンテストの滑空部門に出場したことを皮切りにTBTが始まっていたことを知り、今もそのチャレンジ精神は、確実に受け継がれているなと感じました。

こちらは、展示会の様子です。OB・OGの方からさまざまなご意見や応援を頂きました。今年の機体を作成していく上で、非常に参考になるご指摘やとても励みになる応援を頂き、今年こそは、琵琶湖で機体を飛ばしたいという思いがさらに強くなりました。

また、総会ではOB・OGの方々とたくさん交流ができ、過去の制作機体の苦労話や思い出話などをたくさん伺えたため、非常に楽しい会となりました。
今回の総会で、歴代の先輩たちが機体に込めて思いや今年の機体の目標を再確認することができました。総会にご出席してくださったOB・OG、企業の皆様誠にありがとうございました。TBTはさらに2人乗り機の研究を進めてまいります。今後も温かいご支援やご声援のほどよろしくお願いいたします。














